文明開化の明治初期、日本で多くの洋館の設計に携わった「ジョサイア・コンドル」が残したもの:2ページ目
2ページ目: 1 2
ジョサイア・コンドルが残したもの
鹿鳴館は少し悲しい終わり方だったかもしれませんが、ジョサイア・コンドルが残したものは数多くあります。
建築物でいえば、ニコライ堂(実施設計のみ)、岩崎久弥邸、岩崎弥之助邸、三井倶楽部、古河邸など。また、人材育成の面でも大きな功績を残しました。
教え子の辰野金吾は日本銀行本館や東京駅などを設計。また、片山東熊は赤坂迎賓館を設計しました。
ちなみに、東京大学本郷キャンパスには、キャンパスで唯一の立像があり、それがジョサイア・コンドル像です。もし東京大学に行く機会があれば、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
ページ: 1 2