電力の鬼。日本の電力業に力を注いだ松永安左エ門(まつながやすざえもん)の不屈の人生:2ページ目
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値上げを断行!「電力の鬼」と呼ばれる
戦後、電気事業再編のリーダーとして選ばれたのが松永安左エ門でした。電力会社の経営を改善し、より多くの電力供給のため、松永が決めたのが料金の値上げ。約7割という異例の値上げに人々からは非難を受けました。
しかし、そこで信念を曲げないのが松永。結果、総電力量は3割拡大し、その後の高度成長を支えました。
茶道を極める一面も
意外かもしれませんが、松永は「近代の三茶人」のひとりと称されています。晩年は、小田原の小さな家に隠居し、茶道を極めたといわれています。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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