日本で唯一の国立映画専門機関「国立映画アーカイブ」。昨年10月には、戦前の日本で上映された映画の中で、検閲によってカットされたシーンを集めた動画をYoutubeに公開し、話題になりましたが、
残酷、ポルノ…戦前日本の映画で検閲によってカットされてしまったシーンを集めた「サイレント・カット場面集」が公開
日本で唯一の国立映画専門機関「国立映画アーカイブ」が、戦前の日本で上映された映画の中で、検閲によってカットされたシーンを集めた動画をYoutubeに公開しました。この動画は、…
このほど、国立映画アーカイブが所蔵する文化・記録映画など映画作品を配信するサイト「フィルムは記録する – 国立映画アーカイブ歴史映像ポータル -」を公開しました。
約8万6千本にのぼる国立映画アーカイブの所蔵フィルムのうち、劇映画ではない実写作品である文化・記録映画やニュース映画は、日本映画だけで5万本近くに及びます。
今回公開されたサイト「フィルムは記録する」では、これまでは上映の機会や放送・パッケージでの普及が限られてきた、こうした歴史映像群を、全篇視聴可能な状態で公開されます。
日露戦争の記録を初め、文部省が推進した科学やスポーツ、観光などを扱う教育映画、行政や企業による産業や地方振興のPR映画、皇室行事や軍事演習の記録など、題材も撮影場所も多彩な87作品を、初回分として一挙公開中。
今後も随時公開作品を増やしていく予定とのこと。