徳川家康の爪を噛む癖は本当か?調べてみました【どうする家康】:2ページ目
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家康が爪を噛むようになった?のは明治時代。
東京日日新聞に「八一 小牧の役、家康十指の爪を嚼尽す」というタイトルで記事が掲載されました。
小牧(・長久手の合戦)の役と言えば、家康は劣勢どころか勝ち戦だったイメージですが、手指の爪を噛み尽くすほどのピンチとは何があったのでしょうか。
こうして次第に家康の噛み癖は指から爪へと変わり、様々な作品でガジガジされるのでした。
終わりに
以上、徳川家康の噛み癖について調べてきました。
指や爪を噛むのは不安やストレスの現れとのことで、様々な重圧に耐えてきた家康の生涯が偲ばれます。
はたしてNHK大河ドラマ「どうする家康」では、松本潤の演じる家康が何回爪や指を噛むのか、カウントしてみても楽しそうですね。
※参考文献:
- 鈴木眞哉『戦国武将のゴシップ記事』PHP新書、2009年5月
- 宮川尚古『関原軍記大成 三』国史研究会、国立国会図書館デジタルコレクション
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