日本史上最弱!?9回もの落城を経験した戦えば負ける不死身の武将・小田氏治:2ページ目
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撤退すらも失態
海老ヶ島の戦いに敗北後、氏治は小田城へ撤退を急ぎます。しかし、撤退先の小田城には氏治よりも早く結城政勝が到着し、襲撃。
小田城は、すでに落城していました。
海老ケ島城、そして小田城と2度の落城を経験した氏治。なんとその後も7回以上、落城を経験し続けます。
敗戦のプロ
氏治は、家臣の忠告聞かないことでも有名でした。
太田三楽斉の挑発を受けたときには、多くの家臣が氏治を諫めましたが、強引に出陣した小田軍はコテンパンにやられて惨敗しています。
所領での戦いでは土地勘のある自分のほうが有利だと思い込んだり、駆けつけた敵の援軍が数百と少なかったことを侮ったりし、戦況が有利だったにもかかわらず敗戦。最後の爪が甘く負けてしまうのが氏治でした
海老ヶ島城から始まり9回もの落城を経験し、敗戦のプロにして最弱ともいえる氏治。しかし、9回もの落城のあいだ生き延び、戦い続けてきた氏治は驚くべき不死身の武将ともいえるかもしれません。
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