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雷、粟、岩…バリエーション豊富な日本最古のお菓子「おこし」の歴史を辿る【後編】

雷、粟、岩…バリエーション豊富な日本最古のお菓子「おこし」の歴史を辿る【後編】:2ページ目

現代のバリエーション

こうして、大坂と江戸のそれぞれで独自のおこしが庶民の間に広まり、その後も改良が重ねられていきました。

そして、庶民でも手軽に作ることができるお菓子として、おこしは日本全国に広まっていったのです。

大坂や江戸以外でも、ゆず風味で三角形の形をした京都のおこしや、米を使わずにゴマやピーナッツを水飴で固めてきな粉をまぶした岐阜県飛騨地方の「こくせん」というのもあります。

また、柔らかいおこしで抹茶餡を挟んだ愛知県豊橋市の「ゆたかおこし」、長崎県諫早市の「諫早おこし」など、バラエティーに富んださまざまなおこしが全国各地で誕生しました。

参考資料

 

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