千葉県千葉市にある「検見川神社」から、日本初となる「お守りNFT」が発売されました。

「お守りNFT」とは、神社の授与品であるお守りを、NFTにして頒布するものです。

もともと検見川神社では、ご遠方の方やご事情により直接お参り出来ない人のためにお守りなどの授与品をオンラインで購入することができました。これをさらに押し進め、バーチャルでの授与品を頒布することで、さらに多くの人に授与品を頒布することが可能に。

現実と同様に1年でお焚き上げ

本来お守りには有効期限があり、1年でご利益が切れてしまうとされ、通常、1年経過したお守りは、授かった寺社に返納してお焚き上げをしてもらいますが、「お守りNFT」は、授かってから1年たつと自動的にお焚き上げ（※「Burn」バーン）されるように設計されています。

永続的に残すことができるデジタルデータに、あえて、現実のお守りと同じように、１年でご利益が切れてなくなってしまう機能を実装することで、より現実のお守りに近いものにしているそう。

※お焚き上げされた後のお守りNFTはなくなりますが、そこから、新しいNFTに変化するようになっています。

バーチャルのお守りといっても、神社で頒布されているお守りと遜色はなく、検見川神社では、実際にお守りNFTのご祈祷を行っています。

「お守りNFT」はウォレット安全守や詐欺除御守、合格祈願守、家内安全守など、10種類もの豊富なラインナップなので、目的にあわせて選ぶことができます。

検見川神社では今後、「御朱印NFT」や「ご奉納NFT」の販売も予定しているとのこと。「お守りNFT」は専用ページから購入可能となっています。（購入には、メタマスクのウォレット及びETHが必要となります）