なんと!ついに京都から富士山を撮影することに成功!
2014年9月21日午前5時20分ごろ、奈良県で住職をされている新林正真さんが偉業を成し遂げました。それは「京都から富士山を撮る」ということ。
京都から富士山を撮ると言うのは理論上では可能とされていましたが、その為には気象状況をはじめとする様々な条件がそろわなければ不可能とされていて、今までに京都から富士山を撮影した人はいなかったそうです。
9月21日に新林さんによって撮影された京都市左京区久多川合町と滋賀県高島市朽木栃生の境界部分。Googleマップ上では下記地点になります。
この地点は展望業界では「西限界」と呼ばれているそうで、富士山を見ることが可能な限界地点であることから名付けられたそう。西限界と名付けちゃうあたり、ロマンを感じずにいられません。ちなみにこの地点は富士山から261km離れています。
そして撮影された富士山がこちら。
どれが富士山?と思った方、気持ちはわかります。「ついに撮った! 京都からの富士山」でレポートされている田代さんの記事に詳しい解説がされていますが、トリミング拡大して説明すると、、、
丸で囲った部分、少しとんがりというか膨らみがかすかに確認できますよね?それが富士山(剣ヶ峰)です。京都から富士山を撮影すると言うのは山岳展望史上でも念願であったらしく、これはまさに偉業と呼ぶに相応しいできごと。
今回京都から富士山を撮影することに成功したため、富士山が見える都道府県の数は20カ所になりました。撮影の成功は望遠技術の進歩のおかげでもありますが、何よりも追い続けた新林さんの執念が実を結んだのではないでしょうか。
記事中でも紹介しましたが下記レポートに詳細な情報が掲載されていますのでぜひチェックしてみてください。
ついに撮った! 京都からの富士山