神田明神の境内や御神殿などを忠実に再現したバーチャル空間「神田明神CG空間」が無料公開
東京都・神田明神の境内や御神殿などの構造・意匠を忠実に再現した「神田明神CG空間」が公開されました。
神田明神は2030年(令和12年)に創建1300年の節目を迎えます。このほど大日本印刷が開発し公開された「神田明神CG空間」は、同社がデジタルアーカイブ事業等で培ってきた、立体物をレーザーで計測する技術や高精細撮影技術、多くのアングルで撮影した被写体のデジタル画像を統合して3DCGを作成するフォトグラメトリ技術などを活かして制作されました。
関東大震災で被災した後、1934年(昭和9年)に再建された御神殿の構造や意匠も忠実に再現しています。
「神田明神CG空間」では、神田明神資料館で開催されるイベントと連動して、神田明神の歴史や浮世絵をはじめとした所蔵する資料をインターネット上に公開していくとのこと。
第一弾の企画として現在、6月4日(土)~7月10日(日)に神田明神資料館で開催されている「こうじょう雅之武人画師10周年記念特別展」の作品の一部が、「神田明神CG空間」で展示されています。
スマホやタブレット、PCのブラウザアプリから無料でアクセスできますので、是非チェックしてみてください。
【こうじょう雅之武人画師10周年記念特別展の概要】
- 期間 : 2022年(令和4年)6月4日(土)~7月10日(日)
- 時間 : 9時~16時 ※最終受付15時45分 ※休館日なし
- 場所 : 神田明神文化交流館1階にて受け付け(東京都千代田区外神田2-16-2)
- 拝観料 : 大人300円、学生200円、中学生以下無料