幕末の外交交渉なら任せろ!幕末三俊のひとり、超有能だった幕臣・岩瀬忠震の生涯:2ページ目
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井伊直弼(いいなおすけ)によって運命が一転
順風満帆なキャリアを積んでいるように見える岩瀬ですが、その運命は一転します。
そのきっかけとなったのは、13代将軍・徳川家定の後継者問題。岩瀬は徳川慶喜を指示する一橋派にいましたが、大老となった井伊直弼の行った「安政の大獄」で蟄居処分に。
斬首となった橋本左内や吉田松陰らと比べると目立ちませんが、岩瀬の処分も相当の痛手でした。
その後は書画の生活にいそしみ、44歳という年齢でこの世を去りました。
いかがでしたか?岩瀬忠震は、島崎藤村の『夜明け前』という作品にも登場しますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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