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歴史に翻弄されてきた天皇家!それでも日本政治の「中心」であり続ける存在感

歴史に翻弄されてきた天皇家!それでも日本政治の「中心」であり続ける存在感:2ページ目

翻弄されてきた「天皇家」

こうしてみると、天皇家というのも古代からずっとその権威を保ってきたわけではなく、時に武家社会からのけ者にされ、近代化の折には持ち上げられ、外国人からは処断され……と、時代や権力者に翻弄されてきた側面も大きいことが分かりますね。

一方で、そんなふうに変転する天皇の存在意義について、庶民も最終的にはおおむねゆるやかに受け入れているのも興味深いところです。

今では天皇と言えば、もちろん日本という国の「象徴」なのですが、天皇家全体はマスコミの飯のタネになっている感があります。しかしそれも、ある種の特異な歴史を背負ってきた天皇家という存在だからこそです。

とにかく「天皇」という権威的な存在・あるいはイメージが、これほど長い間保たれ続けている例は世界中でも他の例をみないそうです。時代に翻弄されながらもこうして存続していること自体が「神のなせる業」といえるでしょう。

参考資料
・日本経済新聞「イチから分かる天皇の歴史 古代~現代まで」(2019年5月2日付)
家樹

 

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