「進化の扉 (Evolution Door)」と名付けられたこのドア。4枚のパネルが折り紙状に組み合わされ、それらが戻ろうとする自然の力を利用しています。
このユニークなドアはオーストリアの芸術家、クレメンス・トーグラー氏(Klemens Torggler)の作品。彼は今まで様々なドアを作ってきたアーティストです。
彼のオフィシャルサイトで今までの作品を見ることができます。
動きもかなりユニークですが、素材もガラスだったりカラフルなボードだったりと、ドアとしての機能性だけでなく、アート作品として高い意識で作られていることがわかります。
サイトによると、彼の作品の基本は「正方形を回転させる」ことに基づいて設計されているとのこと。正方形を基準にしているから、折り紙のような動きになるんですね。
特に狭い部屋が多いアジアなどでは、ドアだけでなく、仕切りとしてもフレキシブルに利用できそうです。日本独自の文化である折り紙が、こんな形で利用されるなんて、ちょっと面白いですね。