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日本で最初の探偵・岩井三郎が挑んだ大正時代の収賄事件「シーメンス事件」の真相【前編】

日本で最初の探偵・岩井三郎が挑んだ大正時代の収賄事件「シーメンス事件」の真相【前編】:2ページ目

「シーメンス事件」

三郎が探偵となって解決へ導いた有名な事件の中に「シーメンス事件」というものがあります。

ドイツの兵器会社シーメンス社の贈賄事件をキッカケに、シーメンス社の代理店であった三井物産や三井物産を介していたイギリスのビッカース社の贈賄が次々に摘発されたた事件のことです。

この事件には、最後の輸入戦艦として知られる「金剛」の贈賄について、旧日本帝国海軍の癒着が暴かれ、当時の第一次山本内閣を総辞職まで追い込み、戦後最大の大事件と言われています。

今回は、日本最初の探偵「岩井三郎」の紹介と、三郎が探偵になったキッカケ、「シーメンス事件」の概要について紹介しました。

次回の後編では岩井三郎が「シーメンス事件」にどう立ち向かったのか紹介したいと思います。

【後編】はこちら

 

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