見つけたらお代官様へ…江戸時代の指名手配書「人相書」がお寺の襖から発見される:2ページ目
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実際に上記の犯人が逮捕されたかどうか、そもそも継母と何があったのか、などについては判らないものの、人を殺してしまった恐怖と後悔、そしていつ捕らわれるかと怯えながら暮らす胸中は察するに余りあるものです。
まだまだ日本各地に眠っている?歴史の宝
そんな人相書きに限らず、日々の生活において不要となった文書がリサイクルされる襖の下張り。
当時の人々にとっては取るに足りない情報であっても、現代の私たちにとっては歴史文化を知る重要な手がかりとなることは非常に多いもの。
まだまだ日本のあちこちに、私たちの知らない歴史の宝が、発見されるのを待っていることでしょう。
※参考:江戸時代の“指名手配書”古いふすまの中から発見 継母殺害男の年齢や容姿が具体的に
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