イタズラが悲劇へ、自ら爆死…残念すぎる最後を遂げた日本史上の偉人たちを紹介:2ページ目
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戦国時代のボンバーマン松永久秀
戦国大名・松永久秀(まつなが ひさひで)は素行が悪く、悪行多いことで知られています。
破天荒で壮絶な人生を駆け巡った戦国時代の武将「松永久秀」:その1
「魔王」と恐れられた織田信長。その信長が家康に紹介するとき、「この男は、常人にはできない、天下の大罪を三つも犯した」といわれた男がいます。その名は松永久秀(まつなが ひさひで)(別名:松永弾正…
そんな松永も、自身が仕える織田信長には従順で、名物といわれていた茶器や刀剣の多くを信長に贈与していました。
信長も松永の実力は気に入っており、徳川家康に紹介したようです。
しかし家康は、松永が仕えていた主人を裏切ったり、奈良の大仏を燃やしたりしていることを重く考えており「まったく油断のならいない人よ」と本人に言い放ったそうです。
このときの家康の予想は的中し、松永は信長に対して謀反を起こし、裏切ります。
しかし、松永をあっけなく包囲した信長は名茶器である「平蜘蛛」を渡せば助命すると勧告しますが、松永はそれに応じることはありませんでした。
そして、名茶器「平蜘蛛」に大量の火薬詰込み、信長に平蜘蛛も自らの命も渡さない、というようなセリフを言い放ち、自ら爆死しました。
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