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徳川将軍史上、最年少で死去。8歳で早世した7代将軍「徳川家継」の短い生涯

徳川将軍史上、最年少で死去。8歳で早世した7代将軍「徳川家継」の短い生涯

早世とその後

聡明であったとされる家継だったが、家宣の子は体が弱い傾向にあり家継も例外ではなかった。1716年に病の床につくと、すぐに死亡した。享年8。風邪をこじらせた事による急性肺炎であったといわれる。

家宣の直系は途絶え、8代将軍には紀州藩主の徳川吉宗(とくがわよしむね)」が就任。吉宗の就任には間部・新井の幕政に反対する勢力が加担しており、家継の死亡により政治基盤を失った2名は相次いで失脚した。

東京都にある増上寺には家継を祀る霊廟が存在する。早世したため未婚であり、跡取りはいない。

現存している資料には家継の人格や人柄を称えるものが多く、将来を渇望されていた様子が伺える。病に侵されていなければ、歴代将軍の中でも名君となり得たかもしれない。

 

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