川中島の合戦で打ち鳴らされた太鼓『御諏訪太鼓』コンサート開催
川中島の合戦で、将兵の士気を文字通り「鼓舞」したという『御諏訪太鼓』のコンサートが、3月8日、長野県安曇野市のホテルアンビエント安曇野で行われます。
武将・武田信玄は、軍指揮のために和太鼓を用いたことで有名です。川中島の合戦においても、きっとドンドコと太鼓が叩かれたことでしょう。配下には「御諏訪太鼓21人衆」という、太鼓専門のセクションみたいな人たちもいたそうですが、これこそが現在の御諏訪太鼓の源流ということになります。
のちに武田氏が滅亡すると、御諏訪太鼓は神楽太鼓として400年近く継承されたそうですが、明治へ入ると途絶。昭和に入ってやっと故・小口大八氏によって復興が進み、現在まで継承・発展が続いてます。
打楽器のみによる感情表現を可能にしたという、複式複打法組太鼓方式という、特別な奏法を特徴とする、御諏訪太鼓。その高度な技術と、時代を越えた迫力を楽しめるのが、「御諏訪太鼓 春を呼ぶドラマチックコンサート」というわけです。
今年で5回目となるになるというこの「ドラマチックコンサート」は、御諏訪太鼓の白熱した演奏はもちろん、伝統的な「獅子舞」、そして「ミニ太鼓教室」も加えて、日本の古き良き伝統文化と「和」の魅力の再発見を行うというもの。場所がホテルであるため、食事や宿泊もオプションで楽しめるという仕様になってます。
川中島の合戦で打ち鳴らされた、魂を揺さぶる太鼓の響き。地元の方はもちろん、太鼓好きの方は遠出して楽しみに行くのも、いいんじゃないでしょうか。
御諏訪太鼓 春を呼ぶドラマチックコンサートのお知らせ – 御諏訪太鼓 公式
~御諏訪太鼓保存会応援コンサート~ 春を呼ぶ御諏訪太鼓ドラマチックコンサート 川中島の合戦で打ち鳴らされた魂を揺さぶる軍楽を再現! – DreamNews
御諏訪太鼓 – 公式