日本の漫画的表現のルーツを辿る展覧会「GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ」開催

Japaaan編集部

いまや世界共通言語となっている日本の漫画=MANGA。

江戸時代の浮世絵版画から明治・大正時代の諷刺漫画雑誌、昭和戦中期の子ども漫画等、日本の漫画の変遷をたどる展覧会「GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ」が始まりました。

幕府の改革、幕末の動乱、近代化、社会の矛盾や事件、庶民の日常など、浮世絵の「戯画」は様々な事柄を時にユニークに、時に辛らつに伝えました。

そして明治になり、新聞や雑誌など近代的ジャーナリズム媒体の誕生と共に「戯画」は挿絵へ、そして漫画へと姿を変え、漫画雑誌が刊行されるに至り、大衆が楽しめる新しい絵画表現として確立しました

本展では、現代の漫画的表現のルーツといえる作品を、江戸時代から近代への大きな時代の流れに沿って紹介します。

構成

時代の枠組みを越えて、総数約270点の「漫画のルーツ」が集合。より多くの作品をご覧いただくため、当館初となる前期・中期・後期の3つの会期で展示替えを行います。

江戸時代の北斎、国芳、暁斎などの浮世絵版画と、明治以降に台頭した漫画雑誌や漫画本などの近代漫画に着目し、時代に合わせ姿を変えながら発展してきた漫画的表現を、本展を通して振り返ってみてはいかが?

「GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ」は、2020年11月25日(水)~2021年1月24日(日)の期間、墨田区・すみだ北斎美術館で開催中です。

GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ

 

すみだ北斎美術館

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