以前Japaaanにて、昭和初期の日本を撮影した貴重映像を紹介しましたが、

この記事の中で紹介した、1948年に撮影されたハリウッド映画「東京ジョー」の未使用カットを、AI技術でカラー化させた動画がありましたので紹介します。

まずはカラー化される前のモノクロ映像がこちらです。

1948年（昭和23年）の映像ということで終戦から数年後の東京の姿です。資料によると東京・渋谷周辺の街並みを中心に撮影されているもののようです。

このモノクロ映像の元データはInternet Archive（インターネットアーカイブ）で公開されており、誰でも無料でダウンロードできます。

近年のAIによる映像カラー化技術の発展によって、この映像は様々な技術者によってカラー化されています。今回は、その中でもよりナチュラルにカラー化されている映像をチョイスしてみました。

カラー化に加えて映像がより滑らかになっていて、臨場感が増していますね。自動彩色のためか全体的に落ち着いたトーンですが、実際にはもう少しビビッドな色合いも見られたのではないでしょうか。

街ゆく人たちの着物率の高さに驚きですが、クラシックカー好きにとっては道路を走る懐かしの車たちも興味深いのでは？

自動カラー化技術に興味のある方はぜひInternet Archiveの元データを使って、よりリアルな彩色にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

[Street scenes, city in Japan, late 1940s] : Internet Archive

最後に以前紹介した、大正時代の日本のモノクロ映像をAI技術で4Kカラー映像化させた作品も、是非チェックしてみてください！