高校球児の聖地・甲子園の土ってやっぱり特別なんだなあ・・・その秘密を探ってみたよ
新型コロナウイルスの流行により、今夏の全国高校野球選手権大会は開催されないことになってしまいました。
それを受け、阪神甲子園球場と阪神タイガースは、高野連に加盟する野球部の3年生全部員を対象に「甲子園の土」キーホルダーを送ることを発表。
SNSでは「粋やなあ」、「あれって『甲子園に出た』ってのが大きな価値を産んでるわけで「甲子園の土」自体に価値を見出さない人も実際にいる」など、賛否両論があるようです。
しかしながら、素晴らしい企画であることには間違いないでしょう。
ちなみに、昨年も甲子園球場95周年ということで、甲子園の土のキーホルダーが作成されています。
昨年のキーホルダーに書かれている数字は「95」、今回球児たちにプレゼントされるものは「102」。その意味は、昨年は甲子園球場95周年だから「95」、今年は今夏の全国高校野球選手権大会が第「102」回だからです。
そもそも、甲子園の土ってどこの土なの?
甲子園のホームページを見ると、
黒土の産地
岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山 などの土をブレンドしている。(毎年決まっているわけではない。)
砂の産地の変遷
甲子園浜及び香櫨園浜社有地 ~ 瀬戸内海産の砂浜 ~ 中国福建省 ~ 京都府城陽
黒土と砂の割合
春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドしている。
となっています。砂の方は、水はけの良さが選ばれた決め手だったそう。甲子園球場のグラウンド整備を一手に担っているのは、阪急阪神系列の企業・阪神園芸という会社です。
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