水だけで窓ガラスへ貼れる、和紙でできた雪の結晶「SNOWFLAKE」
寒くなりましたね。熊本の阿蘇にも、雪が降ったそうですよ。今年の冬は、特に冷え込みが厳しくなるとか。雪を見る機会も、増えるかも知れません。
そんな冬を迎えるのにあたって、窓のデコにピッタリそうなのが、家田紙工さんがリリースされてるデコレーション和紙「SNOWFLAKE」シリーズです。
様々な雪の結晶がデザインされた、美濃和紙。これが、簡単に窓に貼れてしまうというから、驚きです。窓ガラスの好きなところに「SNOWFLAKE」を当て、霧吹きで水をふきかけ、自然乾燥したら、貼り付け完了。おまけに、はがせば繰り返し使えるというから、和紙、凄い。いや、家田紙工さん、凄い。
家田紙工さんは、岐阜県美濃市の紙メーカー。美濃国で育まれて来た手漉き和紙の伝統を継承すると共に、その伝統と最新技術を融合させたアイテムを多く発表されてます。「SNOWFLAKE」もそんなアイテムのひとつ。
モチーフデザイナーのVera Ilyushechikinaさんは、ロシアで過ごした子供時代を思い出しながら、この結晶をデザインしたんだとか。ロシアの幼稚園では新年の休日を迎える前、紙で作った雪の結晶で窓ガラスを飾るそうです。美しい結晶のデザインも、言われてみると確かにそんな穏やかな雰囲気が連想されます。
「寒い冬が来るのに、冷たい結晶を窓に貼るとは、何事か」と思われるかもしれませんが、本当に雪に接してる方なら知ってるはずです。雪は暖かいものでもあるということを。デコる人の暖かい気持ちと共に、こちらの雪の結晶もまた、寒い冬に温もりを運んでくれるに違いありません。
IEDA paper-craft Inc. 1/100brand a piece of natural paper: SNOWFLAKE