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江戸時代、インフルエンザの流行に対して「久松留守」と貼り紙をする予防法があった!?

江戸時代、インフルエンザの流行に対して「久松留守」と貼り紙をする予防法があった!?

江戸時代、インフルエンザはその時流行っていたものの名前で呼ばれた

実は江戸時代にインフルエンザやたちの悪い風邪が流行すると、その時に流行していたものや有名人の名前をつけて呼ぶ習慣がありました。

今回ご紹介した「お染風邪」のほかにも、江戸の大火を引き起こし死刑になり、井原西鶴の『好色五人女』に取り上げられて有名になった「八百屋お七」の名前をつけた「お七風邪」と呼ばれたインフルエンザもありました。

そもそも「インフルエンザ」という病名自体、「影響」を表す「influenza(インフルエンツァ)」というイタリア語を語源としています。

「インフルエンツァ」は世間に与える影響力の大きい人を指す「インフルエンサー」の語源にもなっている言葉なので、大流行して世の中に影響を与えるという意味で共通していますね。

 

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