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魚介類の数の単位は20種以上!?イカやカニは何で「1杯、2杯…」と数えるの?

魚介類の数の単位は20種以上!?イカやカニは何で「1杯、2杯…」と数えるの?

数えるための「匹」「本」「尾」「枚」などの言葉は「助数詞」と呼ばれます。

魚などの魚介類は、生きている状態であれば「1匹、2匹…」といった数えられ方がされますが、一旦水揚げして市場に出荷されると、形や性質に応じて様々な単位で数えられるようになります。その数、20種類以上あるといわれています。

例えば、サンマやイワシなどの細長い形をした魚類なら「1本、2本」、ヒラメやカレイなどの平面的な魚類であれば「1枚、2枚」といった様子。

そして、生きているときに他の魚類と同じように「匹」と数えられるイカやカニは、「1杯、2杯」と数えられます。

もともとは、イカやタコが軟体動物の貝類の一種であるとされ、「貝(ばい)」と数えられたという説もあるようですが、「杯」という漢字に由来を求める説の方が有力。

例えば優勝カップやトロフィー。これらの形は胴の部分が丸く、液体を注ぎ込むことができる甕形の容器が思い浮かぶ方が多いと思います。イカめしやイカ徳利があるように、イカの胴体も同様の形状をしていて、「杯」のイメージにまさにぴったり。

2ページ目 魚介類は種類によって単位が変わるのはなぜ?

 

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