髙島屋が全国4都市で、奇想の画家・伊藤若冲の没後220年を記念した展覧会「京都の若冲とゆかりの寺-いのちの輝き-」を開催します。
本展では、若冲とゆかりの深い、京都の8ヶ寺(横浜会場のみ7ヶ寺)に伝わる名品や若冲蒐集で国内外に知られる京都の細見美術館の所蔵品のほか、若冲派と呼ばれる弟子たちの作品で構成。
緻密に描きこまれたディテール、微笑ましいユーモラスな表情など、仏教信仰に裏付けられた優しくも生命力に溢れる選りすぐりの若冲作品約50件が展示されます。
魅せられ愛でる
コレクターが魅せられ、世に先駆けて蒐集した細見美術館の若冲コレクションは、質量ともに日本有数と言われています。
この章では、若冲を名乗る以前の「景和」と署名していた30代前半から、最晩年の80代までの多彩な作品で作家の画業を追います。
守り伝える
若冲と京都のお寺には、深い関わりがあります。「釈迦三尊像」を寄進した相国寺や、伊藤家の菩提寺で若冲が建てた父母の墓がある宝蔵寺など、お寺の存在は若冲を語る上で欠かすことができません。この章では、京都の8ヶ寺が所蔵する貴重な若冲作品を一堂に展観します。
【出品元】相国寺、慈照寺、鹿苑寺、大光明寺、宝蔵寺、壬生寺、萬福寺、天真院(出品リスト順)
憧れ挑む
この章では、近年の研究により「若冲派」として注目されている弟子たちの作品を展観します。若冲の実弟であり弟子でもあった白歳をはじめ、若冲の絵に憧れ、若冲を慕って試行錯誤した7名の画家たちの想いを紹介します。
【7名の画家】若演、白歳、処冲、意冲、環冲、若拙、若啓
奇想の画家・伊藤若冲 没後220年記念「京都の若冲とゆかりの寺-いのちの輝き-」は、髙島屋 京都・大阪・日本橋・横浜会場にていかの日程で開催されます。
- 京都会場:2020年1月4日 (土)~20日 (月)
- 大阪会場:2020年2月21日(金)~3月8日(日)
- 日本橋会場:2020年3月18日(水)~4月6日(月)
- 横浜髙島屋:2020年4月22日(水)~5月11日(月)