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赤いよだれかけには意味がある。道端のお地蔵さんはなぜ子供の姿をしているのか?

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なぜお地蔵さんは子供の姿をしているの?

そんなありがたいお地蔵さんが、一般的にかわいらしい子供のような姿をしているのは、なぜなのでしょう?

実は本来の地蔵菩薩は、お坊さんの姿をしていました。それが12世紀頃になると、現在よく知られているような子供の姿のお地蔵さんに変わっていきます。

お地蔵さんは「子供を守り、身代わりになってくださるご利益がある」と信じられていたことから、より人々に親しみやすい子供の姿になったのです。

お地蔵さんに子供が喜びそうなお菓子などがお供えされていることが多いのも、納得ですね。

赤いよだれかけにも実は意味がある?

またお地蔵さんと言えば「赤いよだれかけ」「赤い帽子(頭巾)」を着けていることがよくあります。

これは、お地蔵さんが「子供を守る神様」として信仰されてきたことから、人々が「自分の子供が健やかに育つように」という願いを込めてよだれかけを奉納するようになったのです。

お地蔵様に奉納されるよだれかけや帽子が赤いのは、「赤」という色に「魔除け」の意味があると信じられていたから。

あなたの町にも静かに佇んでいる、小さなお地蔵さん。
そこには「地域や子供を守りたい」という、地域のみんなの願いが込められているのですね。

 

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