北条氏のあやつり人形…鎌倉幕府は頼朝・頼家・実朝の後、実は6人も続いていた!すべての名前を言える?:2ページ目
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四代・頼経以降はこちら。
五代・藤原頼嗣(ふじわらのよりつぐ)
六代・宗尊親王(むねたかしんのう)
七代・惟康親王(これやすしんのう)
八代・久明親王(ひさあきらしんのう)
九代・守邦親王(もりくにしんのう)
五代・藤原頼嗣以降は、全員が幼少の頃に将軍職に就き、成長期になると北条氏の意向などで京都に強制的に送還されるという運命をたどることになります。
ちなみに鎌倉幕府最後の将軍、九代・守邦親王は1308(延慶元)年、八歳のときに将軍となり、1333(元弘三)年の鎌倉幕府滅亡に伴って将軍職を辞した後は出家し、その後すぐにこの世を去りました。
結局、実朝あとの六人の将軍たちは、北条氏の手の上で踊らされるだけの「傀儡(かいらい)将軍」でした。
参考
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