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お江戸版おっさんずラブ♡将軍・徳川家光に溺愛された男、堀田正盛【2】

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正盛、ついに城主になる

悲しみに暮れたであろう正盛。そんな彼を元気づけるためか否か、主君・家光の寵愛はますます深くなります。

寛永10年(1633年)には老中に次ぐ重役である若年寄(当時の呼称は六人衆)に大抜擢されます。領地は相模・常陸・甲斐国に5000石ずつ与えられ、2万5000石で城主格となりました。この時正盛は若干24歳です、いくら「若」年寄ったって異例の若さです。

「家光、正盛の事どんだけ好きなんだ!」と突っ込みたくなるほどですが、その後も正盛の出世はそれだけにとどまりません。

寛永12年(1635年)にはついに江戸幕府の政治を取り仕切る最高責任者、老中に就任。江戸幕府という組織の中で、もはや将軍に次ぐナンバーツーとなってしまったわけです。

同時に武蔵川越藩3万5000石の藩主となり、正盛は26歳にしてとうとう一国の城主となったのです。

その3に続く

 

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