雨の日も大丈夫!西陣織に今の感性を織りこんだパンプスやベルトを提案するブランド「circu」誕生
京都を発祥とする日本の伝統織物「西陣織」。
その質の高い優れた先染めの技術は世界的にも高い評価を受けていますが、そんな西陣織の技術と美しさを現代のファッションアイテムに活かす新ブランド「circu(サーキュ)」が誕生です。
西陣織といえば女性の着物の帯のイメージが強いですが、circuは、洋服と一緒に日常に馴染んで楽しむことができる西陣織を使ったアイテムを提案しているんです。
現在、西陣織を始めとする伝統産業は、後継者不足や工賃の低下を起因とした、継続・継承が厳しい状況にありますが、これまでにない西陣織を使ったファッションアイテムを作ることによって、西陣織に新しい循環(circulation)を作りたいという思いが、circuには込められています。
そんな想いのもと、現在、circuが発表している商品は、バレエシューズ(パンプス)とサッシュベルト。そして間もなくミニショルダーバッグも発表となります。
circuが使用する生地の柄は「花菱丸紋」という古典的な紋様をしようしており、一般的な和柄の配色は、キーカラーとそれに相反する色で全体を締める配色を行うことが多いそうなのですが、circuでは同系色の糸で”西陣織らしい織りの良さ”を活かすことによって、日常に馴染む風合いを実現しています。
circuが手がけるのは”日常に馴染んで楽しめる”アイテム。日常で楽しむのであれば実用的でなくてはなりません。日本の伝統的な織物というと、水に濡れることにとてもデリケートな印象があり、雨の日の利用が気になりますが、circuのアイテムはポリエステル素材で織られた西陣織なので、雨に濡れても縮まないのも嬉しいポイント。
配色を同色系にまとめる、ポリエステル素材で織るなど、日常生活で楽しんでもらう為に消費者に歩み寄る姿勢には真心を感じます。
circuは現在クラウドファンディングで支援を募っていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!