キャワワが溢れてる!江戸時代の超大作小説「南総里見八犬伝」の表紙が可愛いワンちゃんまみれなんだが!
江戸時代の後期に曲亭馬琴(きょくていばきん)によって書かれた超大作「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」。文化11年(1814年)に刊行された大作は28年もの歳月をかけて完結しました。巻数は全98巻にも及びます。
江戸時代に書かれたものですが今日まで長く愛され続けている作品で、歌舞伎の演目になり、演劇の題材になり、里見八犬伝を原作とした映画やテレビドラマも数多く制作されました。漫画もいろいろありますね。
今回はそんな南総里見八犬伝の内容…ではなく、表紙に注目してみたいと思います。
最近気づいたんですが、江戸時代の南総里見八犬伝 原本の表紙はいつも犬をモチーフにしたデザインになっていて、シリーズ毎に違うデザインになっているんです。
その表紙のデザインがたまらなく可愛いんです!
く〜!キャワワすぎるぞ!
南総里見八犬伝はなにもこの表紙デザインのようにほんわかした内容ではないのですが、どの表紙もこんな感じで可愛いのばっかりなんです。
各表紙の絵を担当したのが何という絵師なのかは把握できませんが、柳川重信や渓斎英泉などが挿絵を担当しているので彼らによるものの可能性が高いです。
犬派の人も猫派の人も南総里見八犬伝のワンちゃんにたっぷり癒やされちゃってください!なお、南総里見八犬伝の江戸時代のオリジナル本は国立国会図書館デジタルコレクションからダウンロードできます。
ちなみにこのテイストが好きな人はこちらも楽しめると思います。