折った時の達成感たらない!花札の絵柄をそのまま折り鶴のデザインにした「折り札」を折ってみた
Japaaanでも紹介しましたが、トーヨーから発売されている、花札の札のデザインがそのまま柄になった「折り札」という折り紙。見たことありますか?
ステキな折り鶴が作れるっ!花札の絵柄を折り紙のデザインに使った「折り札」
花札の全48柄が折り紙のデザインになっていて、折り鶴を折り終わると、鶴の羽の部分に花札の柄がみごとに現れるのです。
花札は1月〜12月までのその季節に相応しい花が描かれているので、月が変わるごとにその月の花札を折り鶴にしてお部屋に飾ったら、季節感も感じられて面白いかも…と思い、実際に購入して折ってみることにしました。
実際の花札同様に一月につき4つの絵柄が入っています。まずは 4つの柄からどの柄を選ぶのか?ですが、ひと月に4柄全部折ってもよし、ひと月に1柄折って4年ロングランするもよし。
花札はひと月4柄のうち点数が高いものがゴージャスな柄なので、どの柄を選ぶのか、かなり悩みどころです。良いものを最初に使い切るか?後に残すか?ここは結構性格出るかもしれません。
で、この花札は最終的に鶴の羽根の部分に絵柄が来ないといけないので、折り始めをちゃんと説明書通りに行わないといけません。折り鶴が折れる人は折り始めを注意すればあとは普通の折り鶴の折り方で大丈夫。
そして折り終わった折り鶴を見てみると、普通の1色折り紙で折った鶴よりも気持ちアート的といいますか、リビングにおしゃれに飾ったらひとつのインテリアとして十分イケるんじゃない?くらいの雰囲気があります。
最終的に柄が一番美しく見える状態で仕上がるというのは、着物で言うところの絵羽模様のような美しさと作ったぞ感があるのかなと思います。
さらに今回は、同じくトーヨーから発売されている葛飾北斎の富嶽三十六景を折り鶴のデザインに採用した「おりづる富嶽三十六景」も購入。
こちらは富嶽三十六景36枚に加えて、後に追加された裏富士10枚が入り、46柄のデザインが採用されています。
こちらもご覧のように、最終的に鶴の羽の部分に絵柄がくるようになっています。
「折り鶴」という昔から折られてきた定番の折り紙が、デザインの工夫によってまた違った楽しみが生まれるというのは、折り紙の奥深さを再発見した気がします。お店で見かけたらぜひ試してみてください♪