この凄み!原作 遠藤周作×監督 スコセッシの映画「沈黙-サイレンス-」日本版の予告公開
小説家 遠藤周作が日本の歴史上の真実に基づいて創作した歴史小説「沈黙」。その沈黙を原作とし、巨匠マーティン・スコセッシ監督によって映画化された「沈黙 -サイレンス-」が、いよいよ来月、1月21日に公開されます。
島原の乱の後・17世紀江戸時代初期の日本を舞台に、キリスト教の布教に赴いた師が棄教したとの報せをうけ、真実を探るために来日した宣教師の姿を描く映画 沈黙。いよいよ日本版のオリジナル予告編が公開となりました。
予告編の始まりからもう凄みが違います。冒頭は塚本晋也さんが演じる男が水磔(すいたく)に遭っているシーン。その水刑を遠くから見守る人々。キリシタンに対する惨すぎる仕打ちが次々と映し出されます。
主演はアンドリュー・ガーフィールド。本映画には窪塚洋介、浅野忠信をはじめ、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシなど多くの日本人俳優が参加しているのも見所のひとつですね。
マーティン・スコセッシ監督はこの作品を、原作を読んだ28年前からずっと温め続けてきたそう。遠藤周作の代表作でもあり世界に誇る日本文学の代表作といっても過言ではない原作のファンは多く、本映画に対する期待も大きいかと思います。
遠藤周作の名作がスコセッシ監督によってどのような作品になったのか、2017年、新春の注目映画であることは間違いないでしょう。映画「沈黙 -サイレンス-」は1月21日(土)全国ロードショー公開されます。