なんと記念貨幣は初の両面カラー!2020年東京オリンピック・パラリンピック開催引継の記念貨幣
先日終了したリオデジャネイロ・オリンピック。閉会式の中で、リオデジャネイロ市のパエス市長から東京都の小池知事にオリンピックの旗が手渡されました。
財務省は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催引継を記念して発行されるコインのデザイン等を決定しました。
発行されるのは東京オリンピック競技大会と東京パラリンピック競技大会の2種。いずれも額面は1,000円、純銀製のコインが各5万枚の計10万枚が発行されます。
この記念コイン、日本で初めての両面に彩色を施したカラーコインとして発行されるそう。記念硬貨といえば金貨や銀貨の1色のイメージが一転、カラフルなコインの登場にワクワクしますね。
今回の記念コインは直径が4センチと大きめ。いずれのコインも表面には日本とブラジルを代表する花であるピンクの桜と黄色のイペー・アマレーロと世界地図、競技大会の旗がデザインされています。両国の国旗のカラーリングを基調とした色彩を背景に、オリンピック硬貨ではリボン、パラリンピック硬貨では国旗の色をベースにしたラインがリオから東京への引継を表しています。
裏面には東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムと大会のエンブレムが配置されています。
カラー記念硬貨は特殊な技術で製造されてコストがかさむため、販売価格は額面よりも高い9,500円。申込は2016年9月頃を予定しています。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣(開催引継記念)の図柄等を決定しました : 財務省