日本の布文化を見つめなおそう!一枚一枚の布に秘められた物語をひもとく「日本の布ができるまで」展
日本のみならず古くから世界中の人々の暮らしに密接に関わってきた、生活に欠かせない「布」。
日本では布の普及とともに各地でさまざまな技法が生み出されてきました。日本では独自の着物文化が発達し、織り染めの技術は今では世界に誇れるものとなっています。
そんな日本の布文化に注目した展覧会はOpen MUJI Tokyoで開催されています。『日本の布ができるまで』展 は日本の一枚一枚の布に秘められた物語をひもとき、その魅力の源泉を紹介する展覧会。布作りに携わる人たちを紹介し未来に続くものづくり、感じのよい暮らしを考えていきます。
近年では布は国外で生産されたものが使用されることが多くなり価格競争が激しくなっていたり、国内の現場では後継者問題も起こっており、国内の布づくりを取り巻く環境は年々厳しくなっています。
『日本の布ができるまで』展 では関連イベントも多数開催される予定なので、布に対する人々のさまざまな声を聞きながら、今後の日本の布文化を考えてみるとてもいい機会になりそうです。
関連イベントはトークイベントやワークショップなど様々。事前予約が必要とのことなので、ぜひホームページでチェックしてみてください。
『日本の布ができるまで』展 は2016年4月8日(金)~2016年5月29日(日)の期間、Open MUJI Tokyo(東京・有楽町)で開催しています。
Japaaanでは日本の布文化、とりわけ着物に関する話題を数多く取り上げています。古くから続く日本の布文化と新しいアイデアや感覚が融合した様々なプロダクトを紹介していますので是非チェックしてみてください。
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