おぉ見たいぞ!平戸藩のマニアックすぎる収集品を公開「殿さまのマニアックなコレクション展」
ネーミングセンス抜群!
タイトルからして実に楽しそうな展覧会を発見です。紹介するのは「殿さまのマニアックなコレクション展」。
同展は肥前国松浦郡、彼杵郡の一部、壱岐国を領していた平戸藩(現:長崎県平戸市)が収蔵していた文物を紹介する展覧会で、多くは学術的価値が認められ、調査・研究の対象になっている貴重なものなんです。
で、マニアックなコレクションというからには公開されるものは一体どんなものなのか期待してしまうわけですが、公開されるのは珍石、珍置物、化石、貝殻、全国の有名建築物の瓦など。個人的な収集欲を満たすような実にマニアックなラインナップであります。
これらの文物は江戸時代の平戸藩主やその家族が鑑賞していたもののようで、当時の収集と鑑賞の様子を思い浮かべてみるだけでもなかなか面白い。
「マニアック(ものごとに異常に熱中した)」と「おもしろさ」の2つをキーワードにした展覧会。日本の歴史を深く知るためのきっかけは、こういった気軽で楽しい切り口からでもいいかもしれませんね。
「殿さまのマニアックなコレクション展」は2016年4月16日(土)~6月12日(日)の期間、長崎県平戸市の平戸オランダ商館で開催されます。