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江戸城天守を史料や歴史考証を元にデジタル再現したVR作品『江戸城の天守』が再上演中

江戸城天守を史料や歴史考証を元にデジタル再現したVR作品『江戸城の天守』が再上演中

東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、現存しない江戸城天守を、史料や歴史考証を元に精緻にデジタルで再現したVR作品『江戸城の天守』の再上演が行われています。

今回の再上演は、東京国立博物館 平成館で開催される特別展「江戸☆大奥」(会期:2025年7月19日(土)~9月21日(日))に合わせて実施されるもの。

本作品は、徳川三代将軍家光が莫大な費用を投じてつくらせた江戸城最後の天守の姿と、その天守がどのようにつくられたのかを考えるVR作品です。本作品の制作にあたり、石垣や瓦、金具にいたるまで、江戸城天守を構成する100万超の部材ひとつひとつをデジタル化。当時最高の技術が用いられたと言われる江戸城天守の優美な姿を再現しています。

図面や絵図などの史料に加え、現存する文化財や伝統技術を手がかりとした再現過程を紹介し、また、現代の東京の3D地図上に江戸城天守のデータを合成したデジタル再現ならではの景観も鑑賞できます。

上演期間中、シアター前室には、本VR作品にも登場する江戸城の鯱(シャチホコ)の実寸大パネル(高さ約2m40cm)を設置。また、徳川家康が旧暦8月1日に江戸城へ入城したことにちなみ、8月1日(金)には本VR作品を鑑賞した方全員に、シアターオリジナルデザインの「御城印」ステッカーがプレゼントされます。

VR作品『江戸城の天守』は、2025年7月16日(水)~9月21日(日)の期間、東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアターにて上演中です。

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TNM & TOPPAN ミュージアムシアター

 

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