なんとガラスの仮面が「能」の舞台に!美内すずえ監修の新作能「紅天女」が新しい!
累計発行部数が5,000万部を突破している大ベストセラー少女漫画「ガラスの仮面」。女性はもちろんのこと男性でもそのタイトルを知らない人はいないと思いますが、なんと少女漫画 ガラスの仮面が日本の伝統芸能である能の世界にやってきました!
ガラスの仮面を原作にした新作能「紅天女」は、ガラスの仮面の中で幻の名作として描かれている「紅天女」を、ガラスの仮面の作者である美内すずえさんが監修した作品。さらには脚本には宝塚歌劇団の植田紳爾氏が担当するなどまさに本物の舞台。
新作能「紅天女」は2006年に国立能楽堂で初演され大評判の舞台で、このたびの広島県廿日市市での公演が決定しました。中国・四国地方で紅天女が上演されるのは初。
主演・演出には人間国宝の梅若玄祥(梅若六郎)氏が務めます。能に興味のある方はもちろんのこと、少女漫画ファンにとっても必見の舞台となりそうです。2月25日現在、S席は完売ですがA席にはまだ余裕があるとのことですので、これからの新しい能の世界を堪能したい方はぜひチェックしてみてください。
以前ボーカロイドと文楽が融合した舞台「ハイパー文楽」を紹介したましたが、こういった一聴すると畑違いと思えるもの同士を融合した試みは日本の伝統芸能のこれからにとってもすごく大切なものになっていきそうです。
そういった意味でも少女漫画と能の世界が一つになった舞台、新作能「紅天女」はとっても楽しみですね。
美内すずえ作「ガラスの仮面」より 新作能「紅天女」
開催日:2015年3月7日(土)
開 演:14:00開演(13:30開場)
場 所:はつかいち文化ホールさくらぴあ