日本初のお化け屋敷は江戸時代の医師が作った「化け物茶屋」!大人気になるも「けしからん!」と撤去され…【後編】
昔懐かし昭和レトロな雰囲気のものから、最新技術を駆使したものまで様々な種類があるお化け屋敷。
初めて日本に登場したのは江戸後期で、「医師」が自宅に庭に作った「大森の化け物小屋」が始まりです。また、その後、生首や土左衛門などリアルな人形細工を並べた、今のお化け屋敷に近いものも誕生しました。
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日本初のお化け屋敷は江戸時代の医師が作った「化け物茶屋」!大人気になるも「けしからん!」と撤去され…【前編】
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日本発のお化け屋敷は「大森の化け物小屋」
日本初のお化け屋敷は、天保時代、江戸の町医者だった「瓢仙(ひょうせん)」が自分の庭に作ったものでした。
小屋の壁や天井まで、いっぱいに「百鬼夜行」(※)を極彩色で描いたり、さらに「一つ目小僧」などの妖怪の細工人形なども飾り付けたもので、当時は怖いもの見たさの人々の間で大評判となり「大森の化け物小屋」として、多くの見物客に賑わったそうです。
しかしながら、その噂が代官の耳に届き「医師でありながらこのようなものを作るなど不真面目だ!けしからん!」ということで撤去を命じられてしまったのです。
※百鬼夜行:深夜に徘徊する鬼や妖怪の群れ・その行進で、平安時代から人々の間で伝えられている
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