お祭りの歴史を調べてみよう!
夏に向けての楽しみの1つに夏祭りがあります。
屋台の焼きそばやたこやきやフランクフルトってなんであんなにおいしいんでしょうか!あの空気感、とっても楽しいですよね。
でも、お祭りの楽しみはそれだけじゃないんです。
有名なお祭りのストーリー
お祭りにはその起こりや行われる祭事についての歴史、ストーリーがあります。全国の有名なお祭りの歴史やストーリーをいくつか集めてみました。
<祇園祭>
祇園祭は京都で7月に開催されるお祭りです。
とても歴史の古いお祭りで、その原型は869年に始められています。
元々は疫病が流行った時だけに行われるお祓いだったそうですが、時代が進むにつれて民衆が積極的に参加するようになり、どんどん華やかなお祭りになっていったそうです。
<御柱祭>
長野県の諏訪大社で行われるお祭りで、申年と寅年にだけ行われます。
諏訪大社は伊勢神宮などのように定期的に社殿を建て替えていたそうですが、その社殿の建て替えから発生したお祭りです。
また、日本書記に出てくるタケミナカタとタケミカヅチのお話しとも関わりが深いそうです。
<ねぶた祭り>
ねぶた祭りは七夕の灯籠流しの変形したものではないか、と言われています。
七夕祭りと東北に古くからあった習俗などが一体化して独自の変化を遂げたものと考えられています。
東北地方の各地で行われており、それぞれに特徴があります。有名な青森ねぶたですと「ハネト」と呼ばれる踊り手が跳ね回るというのが特徴です。
地元のお祭りも調べてみよう!
このようなお祭りのストーリーは何も特別大きなものにだけ限定されるものではありません。
近所の神社の夏祭りにだってその起源が必ずあるのです。
例えば神社の社殿近くに何か立て札はありませんか?
そこには神社がなぜここに建てられたのかという歴史が書かれているかもしれません。それを知ればお祭りのことも分かるかもしれませんね。
また、近所のおじいちゃんやおばあちゃんの話を聞いてみるというのも面白いものです。
屋台や独特の雰囲気を楽しむだけでなく、こうしてお祭りの歴史やストーリーを調べてみるのも、お祭りの楽しみに加えてみてはどうでしょうか。