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ドラえもんとのび太が葛飾北斎の傑作に溶け込む!ドラえもん浮世絵シリーズの新作が発表

ドラえもんとのび太が葛飾北斎の傑作に溶け込む!ドラえもん浮世絵シリーズの新作が発表

これまでJapaaanでも紹介してきた、浮世絵の世界にドラえもんファミリーが登場する『ドラえもん』浮世絵シリーズに、新作『富嶽三十六景ノ内 尾州不二見原』が登場。

本作品は、浮世絵師・葛飾北斎が70歳を超えてからの大作『富嶽三十六景 尾州不二見原』をモチーフに制作。「尾州不二見原」は、富嶽三十六景の中で最も西から描かれた作品で、現在の愛知県名古屋市中区不二見町の付近の光景と言われています。

富嶽三十六景 尾州不二見原 画: 葛飾北斎

画面は大胆にも中央に大きな桶が描かれ、職人が働いている様子が捉えられており、その桶の中から三角形の富士を望む構図となっています。いかにも北斎らしい奇抜な構図ですが、実は緻密に計算された構成で、また、樽はぶんまわしと言って今のコンパスを屈指しています。空には鮮やかな藍色、北斎が好んで使っていたベロ藍がふんだんに摺られています。

そんな北斎作品の中央で仕事に勤しんでいるのはドラえもんとのび太。ふたりとも楽しそうな表情で、見ているこちらも楽しくなってきてしまいます。よく見てみると、ドラえもんの苦手な動物が隠れていますね。

ドラえもん浮世絵木版画『富嶽三十六景 尾州不二見原』は2021年10月8日(金)お昼12時から予約受付をスタート。価格は45,000円(税別・送料別)です。

 
 

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