なんと見事な美しさ……!日本伝統「手毬」が海外で話題に
手毬……1200年以上前からある日本の伝統的な玩具のひとつですが、みなさんご存じでしょうか?
てんてん手まりのてがそれて~♪なんて、女の子が道端を手まり(最近はボール?)を突いている姿を見たことがある方もいるかもしれません。
その手毬、日本人の92歳のお婆ちゃんが作ったものが「とても美しい!」と海外で評判になっているそうなんです。
お孫さんであるナナアクヤ(NanaAkua) さんがFlickr に画像を掲載したことで、多くの人の目に触れることになりました。
まるで、惑星のようにも見える神秘的な美しさですね。
海外の方が目を奪われるのも納得です。
手毬ってどうやって作るの?
日本の伝統玩具とはいえ、作り方を知っている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
作り方自体はそれほど難しくありません。
まず、①新聞紙、果物用ネットや、パンヤやもみがらをビニール袋に詰めて丸めたものを「芯」にします。(丸い発泡スチロールなら簡単です)
②芯に木綿糸をぐるぐる巻きつけて、だいたい球形に整えます。
③化繊の極細毛糸(白色)を巻きまつけす。
④地巻き糸(白色)またはしつけ糸を巻きます。
⑤地割り糸(25番刺繍糸または金・銀ラメ糸)を巻きます。
ここまでで、土台の完成です。
⑥最後に、模様を糸で描いていきます。(これを「かがり」と言います)
この「かがり」の仕方で、様々なデザインを作り出すのですね…!
ちなみにこのお婆ちゃんは手毬作りを60歳を超えてからはじめたそうです。
いくつになっても、新しいことを始めるのは素晴らしいですね。