こんなにあるの?富士山をモチーフにしたグッズやお土産 11選
古来より富士山と言えば、文学では「万葉集」「竹取物語」「古今和歌集」「伊勢物語」、絵画では「冨嶽三十六景」などの芸術を生み出す源泉として偉大な価値を持つ名山として親しまれて来ました。富士山が世界文化遺産に登録されてから、改めて富士山の美しさ、偉大さが見直され、続々とグッドデザインな富士山グッズが登場し注目を集めています。
2013年6月に富士山が世界文化遺産に選ばれたのには2つの理由があります。
富士山と信仰
富士山は古くから噴火を繰り返し、人々は神様が宿る山として畏れ、平安時代初期には噴火を鎮めるために麓に浅間神社が建立された。平安時代後期になると、富士山は「修験道」の道場となり、平安時代末期の12世紀前半に活躍した末代上人が山頂に大日寺を築く。室町時代後半には修験者とともに一般庶民も富士山へ登拝するようになり、戦国時代に長谷川角行が新たな富士山信仰を教義としてまとめたと伝わる。その教えが引き継がれ、江戸時代中期には「富士講」として関東を中心に大流行。多くの人々が富士登山や富士五湖などの霊地へ巡礼を行うようになった。
富士山と芸術
秀麗な姿の富士山は、古くからさまざまな創作活動の題材になってきた。8世紀に編纂された日本最古の歌集「万葉集」のなかにも、富士山を詠んだ作品があるほど。この時期に立ちのぼっていた富士山の噴煙は、燃える恋の象徴として描かれていた。「竹取物語」「古今和歌集」「伊勢物語」などの古典作品をはじめ、松尾芭蕉や与謝野蕪村の俳句、夏目漱石や太宰治の小説にも登場する。富士山を描いた浮世絵は有名で、葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の「不二三十六景」などには、各地から見た富士山が描かれ、印象はの画家たちにも影響を与えたといわれている。近代日本画では、横山大観などが数多く富士山を描き残している。
引用元:るるぶ.com
画像出典:富士の国やまなし観光ネット
世界文化遺産に選ばれたことで、その魅力に世界から注目が集まっている富士山。そんな富士山をモチーフにしたグッドデザインなグッズやお土産品をご紹介します。
小さな富士山を集めてできた富士傘(ふじさん)
雨の日も心はあっぱれ、めでたい気分にしてくれる富士山の傘です。その名も「富士傘(ふじさん)」。小さな富士山を集めてできあがった魔除けの意味を持つうろこ文様なので、あなたを優しく守ってくれます。
画像出典:雑貨屋
子供も喜ぶ富士山のけん玉
中川政七商店のオリジナルデザインをもとに、山形の日本けん玉協会認定の工房が製作したコラボ商品。けん先にうまく玉が刺さると富士山に日が昇るデザインになり喜びが倍になりそうなけん玉です。
画像出典:@DIME アットダイム
富士山の手焼きせんべい
大谷石の焼き釜で、丹念に時間をかけ一枚一枚丁寧に焼き上げられた富士山のせんべいです。春夏秋冬を表した4種類の味のせんべいは、表情豊かでお土産にも最適です。
画像出典:中川政七商店
"日本"の宝から"世界"の宝になった富士山
見ているだけで幸せな気分になる富士山グッズ、お土産品の数々、いかがでしたか?
季節や時間帯によって表情を変える富士山には無限大の美しさがあります。その表情の豊かさは世界文化遺産に登録されたことをきっかけに世界からも更に注目されるようになりました。
そんな今だからこそ、私たちも富士山の魅力をもっともっと知っていけるといいですね。