東京都指定の伝統工芸品でもある「東京くみひも」の老舗工房「龍工房」がとってもユニークな組紐を開発しました。「蛍組紐」です。

「蛍組紐」は蓄光撚糸を組んだ組紐で、太陽や蛍光灯の光に当てることで蓄光し、夜や暗所で蛍のように優しくぼんやり光るのが特徴。蓄光効果によって居場所を確認でき、夜間災害の際にも役立つのです。

防災士でありプロダクトデザイナーである三島大世さんとコラボレーションし、防災用品として蓄光撚糸を組紐に用いる提案を受け、龍工房三代目である福田隆太さんと共に開発されました。龍工房は映画「君の名は。」の組紐を監修した工房でもあります。

「蛍組紐」の第一弾として登場したのは、伝統を纏う防災用品として開発された「蛍組紐 お守りブレスレット」です。組柄は、由緒正しい角打ちの紐「中尊寺組」の流れを汲む「角源氏」。カラーは「銀」「緑」「朱」「藍」の4色。

ブレスレットの機能としては、片手でワンタッチで開閉できるうえに、勝手に外れにくい構造になっています。2重に巻いて金具を止めるだけのシンプルな装着方法もうれしい。

サイズは、「Sサイズ」と「Mサイズ」の2サイズ展開。「Sサイズ・35cm」は、子供、女性や手首の細い男性向けで、「Mサイズ・40cm」は男性向けとなります。

「蛍組紐 お守りブレスレット」は現在、クラウドファンディングのMakuakeで支援を募っています。

組紐ブレスレット – マクアケ