スタバが出雲大社周辺に島根で2店目の出店。隣の鳥取、何を思う
スターバックスが、かの出雲大社の周辺へ出店するんだそうです。新たに出来る商業施設の中へ入り、和風の店舗デザインになるんだとか。
出雲大社といえば、日本を代表する神社であり、縁結びのパワースポットしても近年ますます人気を集めているわけですが、ここで注目すべきはそんなスピリチュアルな話ではありません。開店することになるであろうこのスタバの店が、出雲大社のある島根県では2軒目の店舗になるということです。
『月曜から夜ふかし』で、さんざん取り上げられた、「鳥取問題」。「150年後には人間がいなくなる」というような、地方の問題をネタ的に見せてたアレですが、アレの中にもスタバの件、出てました。隣の島根と共に「スタバがない県」みたいな。実際、つい最近まで両方の県でスタバは出店してなかったわけです。
が、そんなネタ扱いに怒ったのか、あるいは全然関係無いのか、とにかく2013年3月にスタバは島根県の玄関口・松江駅の商業施設の中へ島根県第1号店をオープンさせました。島根県は、日本で46番目にスタバが出来た県になったわけです。
鳥取は、焦りました。知事までが、焦りました。焦ったために「鳥取県にはスタバはないけど、日本一のスナバ(砂丘のこと)はある」みたいなことまで言いました。そこへ来て、島根第2号店、それも超メジャー級観光スポットである出雲大社のお膝元へ出店というニュース。鳥取、今、何を思ってるでしょうか。
最も懸念されることは、焦りのあまり「砂丘のど真ん中へ店を建ててしまえ」みたいなことを言い出さないかということ。そんなこと言うわけがない、言えるもんなら言ってみろという気さえしますが、とにかく事態の推移を見守りたいところです。