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限定公開です!河鍋暁斎の弟子 コンドル氏が設計した旧岩崎邸庭園「撞球室」が公開

限定公開です!河鍋暁斎の弟子 コンドル氏が設計した旧岩崎邸庭園「撞球室」が公開

伝統的な日本建築と洋館の両方の魅力が味わえる「旧岩崎邸庭園」。

ジョサイア・コンドル設計の洋館と撞球室(ビリヤード場)、和館は国の重要文化財に指定されています。ジョサイア・コンドルといえばそう、先日お伝えした河鍋暁斎に弟子入りしたイギリス人建築家。2015年6月27日(土)より開催される展覧会「画鬼・暁斎ーKYOSAI」ではコンドルと暁斎の師弟愛にもスポットが当てられます。
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通常は外観のみ公開されている撞球室ですが、平成25年夏に修復を終えた撞球室の内部を2015年も期間限定で特別公開されることとなりました。

a97cfab9563f1cec1c3ae0c471e22d98_m画像出典:写真AC

復元された金唐紙(きんからかみ)の壁紙やロールブラインド、美しく磨かれた柱や梁などを間近で観ることのできる貴重な機会。期間中は、職員が随時、撞球室内にて東京都による修復工事の様子や撞球室の歴史を説明します。

「金唐紙」とはヨーロッパの内装で用いられた金唐革の技法を、和紙で再現した日本独自の「金唐革紙」(きんからかわし)を上田尚氏が現代に蘇らせたもの。金属箔を貼った手漉き和紙を、文様を彫った版木棒に重ね、刷毛で打ち込むことで凹凸をつけ、彩色した革のように見える豪華な最高級壁紙です。

洋館から少し離れたところに別棟として建てられた撞球室は、ジャコビアン様式の洋館とは異なり、当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造り。こじんまりとして可愛らしいですよね。撞球室の全体は木造建築で、アメリカの木造ゴシックの流れをくむデザインで、洋館から地下通路でつながっています。

また、通常は文化財保護のため撞球室の内部は撮影不可ですが、今回の特別公開の期間に限り、記念撮影コーナーが設置されます。歴史のロマン溢れる室内を写真撮影できるチャンス。

公開時期は真夏。蝉しぐれの中での見学も風情がありそうですね。

旧岩崎邸庭園「撞球室特別公開」
期間:平成27年8月10日(月曜)~16日(日曜)
公開時間:各日15時00分~17時00分 ※荒天中止

記念撮影コーナーの設置
時間:各日9時00分~11時00分
場所: 洋館1階 客室・婦人客室・書斎・サンルーム

旧岩崎邸庭園「撞球室特別公開」ほかのお知らせ|東京都

旧岩崎邸庭園|公園へ行こう!

 

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