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贈り物にいかが?桐箱入りの線香花火

贈り物にいかが?桐箱入りの線香花火

線香花火というと、どちらかといえば地味なイメージの花火です。子供の頃に家で花火をやると、必ずといって良いほど線香花火だけ残ってしまっていました。
そんな地味な印象の線香花火ですが、大人になってみてみるとなんだかとっても趣があって良い感じではないですか。
そしてちょっと調べてみたら、かなり高級なものもあるようですよ。

日本にたった3社のみ、国産線香花火

線香花火といえば日本!というイメージだったのですが、現在ではその製造はほとんどが中国などの海外でされているそうです。安価な線香花火がどんどん入ってくるものですから、当然国内の割高なものは駆逐されていく。そうして今や3社のみになってしまったのだそうです。

しかも線香花火は全て手づくり。
火薬の量や紙の撚り方によって様子が全く変わってしまいますから、そういったことを考えながら作業をすると、熟練した人でも1日に300本作るのが限度なんだそうです。
そのため、国産の高級線香花火は数ヶ月待ちでないと購入できない、ということも普通だそうです。

国産の線香花火の特徴は、火花がしっかりと大きく広がるところにあります。
「最近の線香花火は火花が小さい」そんなふうに感じている人はいませんか?そんな方にとってはこの国産線香花火、とっても懐かしさを感じる火花かもしれません。

線香花火には2種類ある

線香花火には実は西日本・東日本で2種類あるというのをご存知でしたか?
一般的に線香花火といったときに思いつく方、あれが東日本のもので「長手牡丹」というそうです。
そして西日本の線香花火を「スボ手牡丹」といいます。

「スボ手牡丹」の原料はワラです。米作りが盛んだった西日本ではワラが豊富にあったので、ワラで作られていたそうです。
一方東日本では米作りよりも紙すきが盛んだったので、紙で包んで作られるようになったんだそうです。

ちなみにこの2種類を作っているのは、今ではたった1社だけなんだそうですよ。

 

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