太平洋戦争末期の沖縄戦で破壊された首里城ですが、破壊される前の首里城の姿が映されたカラー映像が公開されました。

公開したのは大分県の市民グループ「豊の国宇佐市塾」。映像はアメリカ国立公文書館から購入したもので、日米間の戦争資料として保管されていたものとのこと。

撮影時期は昭和２０年の４月頃とみられ、首里城の他にも宮崎、鹿児島、福岡、奈良の当時の様子も納められいます。

首里城を映すことを目的とした資料ではないため、首里城が映される時間は見切れるかたちでわずかですが、首里城の当時の様子がカラー映像で確認できるのはとても貴重な資料となります。

こちらの動画では20秒あたりから首里城が確認できます。また、朝日新聞のサイトでも映像が公開されていますのでそちらも合わせてどうぞ。