これからの季節に愛用したい!日本にわずかに残る麦わら帽子工場「田中帽子店」の帽子がステキです!
日本でもわずかに残る、麦わら帽子を中心とした天然素材専門の帽子工場が、クラウドファンディングで支援を募っています。今回紹介するのは、明治13年創業、埼玉県春日部市「田中帽子店」の麦わら帽子です。
「田中帽子店」は、今も昔ながらの麦わら帽子が日本で作られていることを知ってほしいという願いから、今回クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げました。現在、麦わら帽子はそのほとんどが外国製の安価なものばかりなんだそうですが、田中帽子店の帽子はそれらの市販の安価なものとは違う5つの特徴を持っています。
- 日本人に合った木型・金型を使用
- サイズ調整テープを付けた心配り
- 時代に合わせたデザイン
- 熟練した職人による分業制の量産システム
- 良心的な価格設定は工場の方針
麦わら帽子と一口に言ってもそのデザインは様々。田中帽子店には数多くの木型・金型が存在し、多くの「型」があることで様々なデザインやサイズの帽子を作ることが出来ます。
麦わら帽子はパナマハットなどのように帽体(シート状の材料)に圧力をかけ成型する方法と違い、麦紐を幾重にも渦状に縫製していく独特な製造方法なんだそうで、その重なりあった部分が多少に伸縮することでフィッテングの良さを実現しているそう。
麦わら帽子は近年ファッション製の高いものも登場しており、春〜夏にかけて麦わら帽子を愛用している人もいるかと思いますが、その麦わら帽子の産地がどこでどのように作られているのかを知る人は少ないかと思います。
こういったクラウドファンディングプロジェクトを通して、身の回りの愛用品がどのような歴史を持ち、どのような人たちの手によって作られているのかを知れば、より愛着も湧いてくるのではないでしょうか。
クラウドファンディングでの支援のリターンとしてラインナップされている麦わら帽子には中折れ帽子やつば広帽子、カンカン帽子など様々なデザインの麦わら帽子が用意されています。
藍染め店との限定コラボ商品もラインナップされていますので、是非チェックしてみてください。