知らなかった…煎餅の「歌舞伎揚」には四角と丸の2種類の形があるのは何故?しかも表面デザインも違う!:2ページ目
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かたちの違いは家紋デザインの違いによるもの
歌舞伎揚の表面をよく見てみると、うっすらと模様があるのが確認できます。実はこの模様は家紋のデザインなんです。歌舞伎揚には家紋デザインがあしらわれていたんですね。
四角と丸の形の違いは家紋デザインの違いによるものだったんです。四角と丸の割合は、丸のほうが圧倒的に多く、家紋のデザインは12種類存在するそうです。
でも実際に家紋のデザインを確認するのはかなり至難の業。公式サイトによると、現在の歌舞伎揚は嗜好の変化に合わせてソフトに仕上げるようになっていて、家紋のデザインは見えにくくなっているとのこと。
揚げる前はこんなかんじでくっきり家紋が入っているのがわかります。
みなさんも歌舞伎揚を食べる時、どんな家紋が入っているか確認してみてください。四角の家紋デザインは比較的わかりやすい気がしました。
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