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有名な兄弟歌人に注目!イケメン色好みな名歌人・在原業平と手腕をふるった政治家・在原行平

有名な兄弟歌人に注目!イケメン色好みな名歌人・在原業平と手腕をふるった政治家・在原行平

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2018/05/23

『伊勢物語』の主役!?色好みの貴公子の先駆者的存在だった在原業平

在原業平は阿保親王の第5子で、天長3(826)年に兄の行平と同じように「在原」の姓を賜って臣籍降下しました。百人一首では「在原業平朝臣」とされていますが、最終的な官位が右近衛権中将だったことから、「在五中将」とも呼ばれました。

(画像出典:在原業平(狩野探幽『三十六歌仙額』)/WIikipedia)

業平と言えば、政治的な実績以上に容姿端麗・詩人肌で、華やかな恋愛でも知られています。そのため『伊勢物語』の「男」のモデルであるとも、『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルの1人であるとも言われてきました。また歌人としても名高く、『古今和歌集』の撰者・紀貫之により「六歌仙」の1人に選ばれています。

百人一首に取り上げられた

千早ぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは
(不思議なことが多かったという神代の昔にも聞いたことがない。この竜田川一面に散った紅葉が、川の水を真っ赤にくくり(絞り)染めにするなんて)

という歌は、豪華な屏風に描かれた紅葉を見て詠まれた歌で、初出の『古今集』の他に『伊勢物語』第106段にも登場しています。

参考文献

 

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