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土俵から落下、顔面を痛打…相撲をさばく行司さんは実は命がけの仕事!?

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力士の足が行司の顔を痛打

2013年秋場所10日目の嘉風関と常幸龍関の取り組みでは、行司の顔面に力士の足が当たる事故がありました。

「小手投げ」で投げられた嘉風関の足が、行司の木村晃之助の顔を直撃!投げられた嘉風関だけでなく、行司さんまで土俵上に倒れてしまいました。

取り組み中、嘉風関は自分の足が行司さんに当たったことに全く気付かなかったそうですが、後にテレビ番組の中でその後日談が語られました。

この取り組みで手を骨折した嘉風関は、国技館内の相撲診療所へ行きました。そこには嘉風関の足が当たった行司・木村晃之助もいて、嘉風関が挨拶したところ、いつもは愛想よく「お疲れさまです」と言ってくれるのになぜか冷たかったのだとか。

おかしいな?と思っていた嘉風関は、翌日の新聞で自分の足が行司さんの顔に当たったことを知り、「昨日行司さんが冷たかったのは、このためか!」と理解したのだそうです。

勝負をかけ、土俵上で懸命に戦う力士たち。それを裁く行司さんたちの仕事も、同じように命がけなのです。

 

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